済衆院 / チェジュンウォン

韓国初の西洋式病院で花開く、若き医師たちの愛と情熱を描いたメディカル時代劇!


【あらすじ】

19 世紀末、身分制度崩壊の時期を迎えていた朝鮮社会にあっても、強い差別を受けていた最下級身分、白丁出身のソ・グンゲ(パク・ヨンウ)。通訳官の娘として生まれ、西洋世界に触れて育った心優しいユ・ソンナン(ハン・ヘジン)。両班(高級官僚)の家に育ち、西洋医学に傾倒する頭脳明晰な貴族の息子、ペク・ドヤン(ヨン・ジョンフン)。“医療で人々を救いたい”と願う高い志の元に国籍や身分、性別を越えて朝鮮初の西洋式医院「済衆院」に集まった若き医師たちの愛と情熱を描くメディカル時代劇。


【キャスト】

パク・ヨンウ                                     <ファン・ジョン(ソグンゲ) 役>

ハン・ヘジン                                     <ユ・ソンナン 役>

ヨン・ジョンフン                              <ペク・ドヤン 役>


【各話あらすじ】 

第1話

屠殺場の中にいたファン・ジョン(パク・ヨンウは、陸遜(りくそん)を探しに突然現れた役人たちからむち打ちを受ける。 ファン・ジョンは危篤の母(チヤ・ファヨン)の薬代を稼ぐために、刑具で縛られむちを打たれながらも、何とかお金を準備する。成均館(ソンギュングァン)の儒生(ユセン)たちと勉強中のドヤンは、机の下に書籍の代わりに全体新論を置いて読みふけるのだが、成均館の博士から叱られる。各国から来た公使館員のためにパーティーが開かれ、ユ・ヒソ(キム・ガプス)の家に肉を持っていったファン・ジョンは、英語を流暢に話すソンナン(ハン・ヘジン)に会い驚く。 ソンナンと一緒にいたドヤンは西洋医になりたいと言いながら、ソンナンの考えを聞く。 キム・オッキュン(ユ・テウン)とホン・ヨンシク(キム・スンウク)など開化派たちとひそかに外出した高宗は、病気にかかった老人たちを見ながら、1日でも早く西洋式の病院を建てなければならないと決心する。危篤の母を背負ってワタナベが勤務する病院に駆けつけたファン・ジョンは、ワタナベ(カン・ナムギル)が胸腔穿刺の施術を行い母の一命をとりとめたので不思議に思う。病院費と入院費がなければ治療を続けられないという看護師の話を聞き、困っているファン・ジョンは密屠殺をすることを決心するのだが…


第2話

ソグンゲはお金を準備し急いで病院に駆けつけるが、お母さんはすでに亡くなったと知らされ、衝撃を受けて号泣する。捕盗庁ではお腹が縫われている死体を発見し、密屠畜をした者の仕業だろうということで、この件に関連している奴らを一網打尽にすると言う。ドヤンの父親は西学に関する本を、もう一度家に持って来たら戸籍から抜くと言い、本に火をつける。ドヤンは火の中に手を入れ、本を取り出しながら捨てられないと言い残し、家を出る。捕校(ポギョ)に追われていたソグンゲとチャクテは両班(ヤンバン)と召し使いから盗んだ服を着て、号牌(ホペ)に書かれていたその人の名、ファン・ジョンと名乗ることにする。 ファン・ジョンが泊まろうとした宿で捕校に捕まり、銃を突きつけられ川沿いまで連れて行かれる。 アレンにプレゼントされた花火で遊びながら楽しんでいたソンナンは、うめき声を聞き銃に撃たれたファン・ジョンを発見するのだが…


第3話

アレン(ショーン・リチャード)はファン・ジョン(パク・ヨンウ)の体から弾丸を取り出す。ワタナベを訪ねにいったドヤン(ヨン・ジョンフン)は、西洋医学を勉強したいと話し、キム・オッキュン(ユ・テウン)に留学したいとお願いする。保守派のペク・テヒョン(ソ・インソク)刑曹判書(ヒョンジョパンソ)の弟子ということが心配になったキム・オッキュンはドヤンの頼みを断る。ドヤンは親子の縁は切ったと言いながらキム・オッキュンにすがる。ユ・ヒソ(キム・ガプス)を訪ね、2千両の資金をお願いしたドヤンはアメリカの医師が来ていることを聞き、アレンに会う。ファン・ジョンはドヤンが患者の状態を見たいと部屋に入ってきたので不安になる。ユ・ヒソが官衙に申告したという事実を知ったファン・ジョンは、召し使いに変装し何とか逃げきるが気絶してしまう。一方、ミン・ヨンイク(チャン・ヒョンソク)とホン・ヨンシク(キム・スンウク)、キム・オッキュンなどは高宗(チェ・ジョンファン)の前で西洋式の病院と医学堂を設立する件で口論となる。日本公使(チョン・ギュス)はミン・ヨンイクによって日本式の病院を設立することが取り消しになったと激怒する。キム・オッキュンは目的を果たすためには、ミン・ヨンイクを始末するべきだと言いながら、兵力を提供してほしいと申し出るのだが…


第4話

ミン・ヨンイクを背負ったファン・ジョンは、銃をかまえたアメリカの公使とムク・インドクに護衛されながらユ・ヒソと逃げるのだが、彼らを発見した軍人が刀を持って襲ってくる。アメリカの公使とムク・インドクが銃を撃つと軍人たちは倒れ、緊張でおろおろとする人々の中を抜けて、ファン・ジョンは走っていく。朝鮮語の勉強をしていたアレンとソンナンは、郵便局の開局祝賀会で朝鮮の官僚が刀で斬られたいうことで、アレンを連れてくるように言われたことを聞き、往診のかばんを持って走っていく。アレンを待っていたファン・ジョンとムク・インドクは、随行員が連れてきた別の東洋医たちが大監(テガム)を診察すると言いながら強引に入ってきたので驚くのだが…


第5話

ファン・ジョンはアレンがミン・ヨンイクを縫合していた姿を思い出しながら、ペク・テヒョンの傷を慣れた手つきで縫い始める。突然、縫合している途中の手を止めたファン・ジョンは血が止まったのはおかしいとペク大監(テガム)の脈を確認する。後から到着したドヤンは父が亡くなったことを知り、ファン・ジョンの胸ぐらをつかんで殴り続ける。ドヤンはファン・ジョンを官衙に引き渡すと言い、倉庫に閉じ込める。ファン・ジョンを救うためにドヤンを訪ねに行ったソンナンは、ドヤンが会ってくれないので倉庫に閉じ込められていたファン・ジョンを外に出し、捕校(ポギョ)が来る前に早く逃げるようにと言う。キム・オッキュンは、高宗が宮に戻るということを知り、急いで王のみ輿の前に立ちはばかる。清の軍に包囲されたホン・ヨンシクは何があっても開化を成し遂げてほしいと言い残して、高宗の目の前で息を引き取る。一方、ソンナンはファン・ジョンがまた訪ねてきたので驚く。ファン・ジョンは人を救う仕事をしたいと話す。ソンナンはファン・ジョンにアレンの所へ行き、助手になりたいという気持ちを伝えるように勧めるのだが…


第6話

アレンは、助手として受け入れてほしいというファン・ジョンの頼みを断るが、ミン・ヨンイクを夜通し熱心に看病する姿を見て、信頼感を抱いたアレンはファン・ジョンを助手として受け入れることにする。 チョン捕校(ポギョ)は、自分が殺そうとした白丁(ペクチョン)が生きていたので必ず探し出せというドヤンの指示を受けて、顔をしかめる。ファン・ジョンがアレンの助手になったというチョン捕校の報告を受けたドヤンは、3年の喪に服していては、試験で落ちてしまうと喪服を脱ぎ燃やしてしまう。ミン・ヨンイクは高宗と共に病院を開院したアレンの家を訪ね患者を診察する姿を静かに見つめる。一方、チョン捕校に捕まり命の危機を感じたファン・ジョンはイ・グァクに助けてもらい危機から抜け出すのだが…


第7話

民衆は、済衆院(チェジュンウォン)が開院すると石を投げつけ、西洋人は出て行けと叫ぶ。暴徒たちを止めようとしたソンナンは、怒りにあふれた暴徒に包囲されたがドヤンによって何とか抜け出す。ワタナベを呼んだ日本公使は朝鮮の開化を象徴する済衆院が繁栄しないように取り締まるよう指示する。高宗を訪ねた日本公使は西洋人のせいで患者が来ないとワタナベを済衆院の院長に推薦する。ソンナンは、ファン・ジョンに対する疑いを晴らそうとするが、ドヤンはファン・ジョンとソンナンが一緒にいることが、気に入らないと正直に話す。ソンナンの優しい気持ちが負担なファン・ジョンはお嬢様の助けが周りから誤解されるかも知れないから、これからは自分の事を気にするなとお願いするのだが…


第8話

ファン・ジョンの手を臼の中に入れ、杵で潰す男達。激痛に耐えながら手を臼から出すのだが、血まみれになっている。アレンが院から出てきて骨が折れているとファン・ジョンの手を支えながら部屋に連れて行く。ドヤンはファン・ジョンとアレンについて行こうとするが、部屋の隅にあった銃を発見し不発した弾丸を取り出す。ドヤンは縁側に立ち空に向かって、空砲を撃ちながらお前らを捕盗庁に引き渡し国法で厳しく罰すると言いながら 彼らに銃を向ける。その時、ファン・ジョンが部屋から出てきてドヤンの前に立ちはだかり、彼らを許してくれと言うのだが…


第9話

本物のファン・ジョンに殴られたファン・ジョンは自分が代わりに試験を受けるのはどうかと提案する。本物のファン・ジョンは合格すれば罪を許してやると少し心が傾く。男装をしたソンナンはドヤンが英語の試験問題の答えを聞きに近寄ってきたので不安になる。昼食を準備できなかったファン・ジョンは、お餅を差し出す男装をしたソンナンの正体を見破り心配する。ソンナンは自分の実力を試してみたかったと話す。高宗を診察して出てきたアレンはユ・ヒソにソンナンがシャペロンになれるように手伝ってほしいとお願いする。豚の解剖実習試験を受けていたファン・ジョンは右手の包帯を解こうとする。びっくりしたソンナンは手を永遠に使えなくなるかもしれないと止めに入るが、必ず試験に受からなければならないファン・ジョンは、ソンナンの言葉を無視して解剖を始める。本物のファン・ジョンは試験が終わったファン・ジョンを殺そうとイ・グァクにファン・ジョンを刺せと指示するのだが…


第10話

オ主事に会いに行ったファン・ジョンは、済衆院(チェジュンウォン)で、雑用でも何でもするから追い出さないでほしいとすがる。アレンはソンナンがシャペロンになると決心したので、力がわいてきたと喜ぶ。入学式に男装した姿で参席したソンナンは老婆の病気のせいで済衆院に入学できないと話す。ソンナンの姿がおかしいと感じたペク主事はソンナンの帽子をとる。ミン・ヨンイクはソンナンのまげが落ち女だと分かりびっくりする。ミン・ヨンイクはすぐにソンナンを処罰しなければならないと言い張るペク主事の言葉を無視して、補欠の対象であるファン・ジョンを済衆院に入学させろと命令する。救急患者が済衆院に到着するとアレンはファン・ジョンに縫合を手伝うようにお願いする。ドヤンはファン・ジョンとソンナンが仲良く患者の世話をする姿を見ながら嫉妬するのだが…


第11話

アレンと共に回診していたファン・ジョンとドヤンは、アレンが患者の状態について質問すると正確に答える。アレンは臨月の患者が病院に来るとソンナンがいなくなったことが、より身にしみた。ユ・ヒソが西洋の女医師を迎えに行ったという知らせを聞いたソンナンは、自転車に乗って急いで駆けつける。道端の人々は自転車に乗ったソンナンを珍しそうに見つめる。通訳をしに行ったソンナンはホートンを手伝い出産を助ける。高宗に会ったホートンはソンナンが助手として済衆院に入れるようにしてほしいとお願いする。肉を納品し帰ってきたファン・ジョンの父はイ・グァクを発見する。驚いたイ・グァクはファン・ジョンとコ・ジャングンが遠くから近寄ってきたので、ファン・ジョンの父の視線を変えるために素早くファン・ジョンの父を連れていくのだが…


第12話

爆発音が突然聞こえたのでファン・ジョンとソンナンが、音のする方へ急いで向かうと実験室が燃えていた。モンチョンとイ・グァクが門の前で倒れているジェウクを支える。ジェウクは実験室の中にドヤンがいると伝える。ファン・ジョンは後ろからつかむアレンの手を振り払い燃え上がる実験室に、入っていき倒れているドヤンを背負い、気を付けながら外に出る。アレンはドヤンを治療しながら傷に塗る塗り薬を探すがファン・ジョンは製薬室に残った塗り薬が一つもないと言う。一方ペク主事は火傷の塗り薬入れを含んだ薬の瓶を袋から取り出して見せながら、袋ごと酒代だと言いながら妓生の行首(ヘンス)に渡すのだが…


第13話

窮地に陥ったキム・ドンは逃げるのをやめ、ファン・ジョンに金づちを振り回しながら、激闘を繰り広げる。ドヤンは医学生たちと共に天然痘にかかった患者を移そうとするが、男巫が道をふさいだので患者を金稼ぎと考える者たちは、厳罰に処すると一喝する 日本公使から済衆院(チェジュンウォン)で天然痘の治療用に使っている膿疱粉を盗めという命令を受けたキム・ドンは膿疱粉を運んでいたユ・ヒソの一行を襲撃する。膿疱粉を盗まれたアレンは、ドヤンの牛痘ワクチンを作ろうという提案を聞いて喜ぶ。種痘針が白丁(ペクチョン)村にあると聞いたファン・ジョンはイ・グァクに父親が住んでいる村に行くと告げる。彼のその言葉に驚いたイ・グァクは、自分が密屠畜犯ということを忘れたのかとファン・ジョンを引き止める。


第14話

ファン・ジョンの父は、腰を曲げながらドヤンとソンナンを種痘場に案内する。ファン・ジョンは父であるマダンゲが足を引きずる姿を見て哀れに思う。ドヤンはソンナンがマダンゲの足を診察しようとすると医療奉仕の為に訪れたわけではないとソンナンの行動を咎める。種痘針治療を終えたファン・ジョンの一行は武器をかまえた男巫たちの攻撃にあう。刀を抜き1人で立ち向かったドヤンは、ファン・ジョンにソンナンを連れて逃げろと叫ぶ。済衆院(チェジュンウォン)に戻ってきたソンナンは白丁(ペクチョン)村でファン・ジョンをソグンゲと呼んだ白丁がいたのではないかと問いただしファン・ジョンを困らせるのだが…


第15話

マダンゲの家の前でソンナンに出くわして戸惑うファン・ジョン。ソンナンはファン・ジョンがこっそり薬を持ち出していたのが気になって後をつけたと言って、ファン・ジョンを疑ったことを謝る。一晩中悩んだあげく、ソンナンに白丁(ペクチョン)村に行った理由を明かそうとするも、ソンナンが言葉を遮ったので結局伝えることはできない。ドヤンはアレンが見ているなか、ファン・ジョンの代わりに動脈が切断された患者の手術を行う。亡くなった患者の遺族にきちんと謝罪しなかったドヤンに対してアレンは、そのような心構えでは真の医者にはなれないと強く叱る。ホートンとスケートをしていたソンナンは氷が割れて溺れてしまう。ソンナンが溺れたと聞いて駆けつけたファン・ジョンは、息をしないソンナンに人工呼吸を試みるのだが…


第16話

ソンナンに人工呼吸を行っているファン・ジョンの姿を見たドヤンは、彼を押しのけてソンナンの状態を確認する。ソンナンを診療室に運んだ後、ホートンと医女たちに治療を任せて男たちは診療室の外に出る。外に出たとたんドヤンはファン・ジョンをいきなり殴りつけた。ソンナンが息をしていなかったから人工呼吸を行ったという説明を聞いたドヤンは掴んでいた彼の胸ぐらを離す。ユ・ヒソとアレンはファン・ジョンがソンナンの命を救ったと倒れている彼をかかえておこす。ホートンは手術は無事終わったが、ソンナンがかなり血を流したようだと心配する。アレンは診療室に入ってソンナンの脈を確認するが、なかなか脈が取れない…


第17話

ソンナンはファン・ジョンに、医学生の期間が終わり実習医になったら必要になるだろうと言って聴診器を手渡す。ファン・ジョンは自分にはまだ聴診器を使う資格はないと断るが、ソンナンが資格は十分にあると言いながらファン・ジョンに聴診器を与える。そして、実習医になって格好よく使ってほしいと伝える。ソンナンは道を歩きながら、ファン・ジョンに家に送ってもらった時のことを思い出しながら、あの時通った道だとファン・ジョンに話す。ファン・ジョンもその日のことを思い出しながら、その時のソンナンの言葉が自分の人生を変えたと話す。済衆院(チェジュンウォン)の新しい院長になったヘロンは、済衆院を全体的に整備しなければならないが、まず診察を始めるには助手を新しく選抜した方がよさそうだと言う。アレンは助手としてファン・ジョンを積極的に推薦するが、ヘロンはかつて医者でもないのに、施術を行いドヤンの父を死なせたファン・ジョンの行為には、過ちと罪があると話す。これから済衆院の全ての原則は、自分が初めから立て直すと言うのだが…


第18話

ヘロンを訪ねたドヤンは、今後は士大夫を諦めると決意し自らまげを掴み刀でまげを切ってしまう。夜遅くファン・ジョンはソンナンに自転車の乗り方を教えてもらうために自転車を持って行き、空き地で自転車に乗る練習をする。ドヤンは髷を切った次の日から、今までとは打って変わって両班(ヤンバン)が行わない雑用を行い、ファン・ジョンにも礼儀正しく接したり、患者にも誠意を尽くした対応をしたりして周りの人々を驚かす。ヘロンはドヤンを助手に任命すると言いファン・ジョンと医学生を驚かした。他の医学生たちはまげを切ったら誰でも助手になれるのかと皮肉交じりにこのことを非難した。ヘロンはそれらを無視しながら、ドヤンは助手としての能力を十分に見せてくれたと説明した。そして、実習医になるための過程では実力を備えた者だけが実習医になれると話した。ヘロンは原則は院長である自分が決めると言いながら実力がなければ全員脱落させると公表するのだが…


第19話

山賊に追われていたソンナンとファン・ジョンはかろうじて危機を免れる。ファン・ジョンと二人きりになったソンナンは父親のユ・ヒソのことが心配でため息をつく。ユ・ヒソの潔白を明かそうとするドヤンはヘロンを訪ね、陳述を頼むが断られる。ソンナンがファン・ジョンと山奥で行方不明になったと聞いたドヤンはイ・グァクとモンチョンに捜索を命令する。ソンナンとファン・ジョンは皮膚病の患者を治すためには硫黄が必要だとアレンによって書かれたメモを義禁府(ウィグムブ)に提出するが、ユ・ヒソの疑いを晴らすことはできない。ドヤンは苦難に直面したユ・ヒソを助けるためヘロン院長が書いたように偽造した書信を提出し高宗はユ・ヒソの釈放を認める。


第20話

ドヤンから正式に結婚を申し込まれたソンナンは悩み続ける。娘の葛藤に気づいたユ・ヒソは求婚書を破り捨ててしまう。自分の身分のせいでソンナンに対する切ない気持ちを伝えられずちゅうちょしていたファン・ジョンは、勇気を出してソンナンを訪ねる。一方、ヘロンはドヤンが自分に成りすまして書信を書いたことを知り、本当に恐ろしい人だと言いながら、もしこのようなことがまた起きたら二度と許さないと警告する。 ミン・ヨンイクはアレンがファン・ジョンに送った手紙を渡す。手紙にはアメリカに留学した方がいいと書かれていた。アレンの手紙で勇気付けられたファン・ジョンはソンナンを訪ね、ひざまずき指輪をつけてあげながら求婚する。実習医試験でファン・ジョンは首席で合格しソンナンに会いに行き共に喜ぶが、4等にしか及ばなかったドヤンは腹いせに酒の膳を叩き、手の平に破片が刺さってしまう。一方、松葉づえにすがってやっと済衆院(チェジュンウォン)に着いたファン・ジョンの父は、卑しい者が来る所ではないと民衆から非難を受け、土下座して謝るのだが…


第21話

人々に暴行を受けているファン・ジョンの父を見ようとファン・ジョンが近寄ろうとするが、イ・グァクが前に立ちはだかり止められる。ファン・ジョンの父が誰なのか確認したドヤンはマダンゲを済衆院(チェジュンウォン)の中に連れて行こうと言う。ソンナンは初の公開手術を控えたファン・ジョンに、正式に医者になったらアレンに会いに行こうと誘い緊張していたファン・ジョンを楽にしてあげる。ソンナンは無事に手術を終えたファン・ジョンを満足した気持ちで見つめる。ホートンがソンナンに指輪が婚約指輪かと尋ねているのをドヤンが聞き驚く。一方、ファン・ジョンを見たマダンゲは見て見ぬふりをして急いで、その場を離れるが、ドヤンはファン・ジョンの父を呼び止め、マダンゲの顔をまじまじと見つめるのだが…


第22話

白丁(ペクチョン)であることがばれて済衆院(チェジュンウォン)から追い出されることになったファン・ジョンは父親と一緒に済衆院を後にする。後から知らせを聞いて、駆けつけてきたソンナンは、ファン・ジョンを止めながら涙を流す。 白丁たちは密屠畜をしたファン・ジョンを厳しく罰するべきだと言い彼を袋叩きにする。ソンナンは父親であるユ・ヒソと母親の反対にあるが、済衆院の女医になる夢を諦めきれない。ファン・ジョンを訪ねてきたワタナベは日本公使館の病院で働くのはどうかと提案する。その頃コレラが猛威を振るい、ソンナンは病気を治すためだと理由をつけてファン・ジョンを訪ね、会いたかったと告げる。ヘロンとホートンがコレラの治療のため済衆院を留守にした間、肋膜炎にかかった兵曹判書(ピョンジョパンソ)の娘が運ばれてくる。医者がいなくて困り果てたソンナンはファン・ジョンに助けを求めるが…


第23話

患者が呼吸困難になったというナンランの言葉にソンナンとファン・ジョンは手術室に駆けつける。 ソンナンとナンランは手術室に走り込み、ファン・ジョンが窓から見ようとすると婚約者は ファン・ジョンの前へ立ちはだかり、門の外から指示だけを下すよう命令する。ファン・ジョン門の外からソンナンに状態を確認しながら指示を出す。大監(テガム)の娘が苦しく息をすると、ソンナンは胸腔穿刺を早く行った方がいいと心配する。ファン・ジョンが手術の準備をしておいた方がいい、それに注射は治療の妨害になると話す。決して失敗はしないと伝え、兵曹判書と婚約者を別の場所へ案内する。ソンナンはファン・ジョンの指示通り手術を進めるがチアノーゼになり、患者は呼吸ができなくなり脈も取れなくなるのだが…


第24話

ドヤンは、ファン·ジョンに山奥の廃家で死体を解剖したことがあるかを聞く。ファン·ジョンはドヤンにすべてを打ち明ける。身分がどうであれ友人の死体を解剖することはできないと、ドヤンに対する復しゅうの気持ちは医学を学ぶうちにだんだん薄らいでいったと。ドヤンはやっとファン·ジョンのことを理解できるようになり、もしかしたらいい仲間になれたかも知れないと言って捕盗庁(ポドチョン)を出る。ソンナンは両親にファン·ジョンの助けを求めるが、母親は白丁(ペクチョン)の身分で両班(ヤンバン)の娘を手術し殺した者を生かしておくわけにはいかないと叱る。父のユ·ヒソもファン·ジョンの無実を知りながらも、今回のことは自分の手には負えないことだと言うのだが…


第25話

白丁(ペクチョン)の身分から平民になったファン·ジョンが済衆院(チェジュンウォン)に戻り、ヘロンは彼に診療時間案内を渡す。そして、ファン·ジョンをまだ白丁として見下す人もいるため、何よりも実力を身につけるべきだと励ます。ユ·ヒソの家を訪ねたファン·ジョンの父は、ファン·ジョンがソンナンに近づけないようにすると約束をする。済衆院に戻ったファン·ジョンは診療を始めるが、患者たちは白丁に診療を受けたくないと言いだす。ソンナンの母は訪ねてきたドヤンにソンナンとの関係を近づけるようにと念を押す。ソンナンを見送ったファン·ジョンは、見知らぬ者に襲われて乱闘する。その者は身の程を知らない白丁は死ぬべきだと言い、ファン·ジョンに刀を向けるが…


第26話

赤痢にかかったヘロン院長の代わりにファン·ジョンとドヤンは手術を成功させる。父の死にショックを受けたファン·ジョンは、近寄るソンナンを避けながら冷たい態度をとる。ヘロンが仕事を休む間、ファン・ジョンが済衆院(チェジュンウォン)を率いるとの噂が立ち、ジェウクやペク主事は、白丁(ペクチョン)が院長になるのは許せないと愚痴をこぼす。ヘロンの死後5年がたち、済衆院を卒業したファン・ジョンとソンナンは正式な医師になったが、途中で辞めたドヤンの行方はいまだに分からない。一方、漢城(ハンソン)病院を開院した日本は、実力で済衆院を超えてみせると意気込むが…


第27話

日本軍は明成(ミョンソン)皇后の隠れ場所を吐けと高宗(コジョン)皇帝を脅迫する。それを知ったファン·ジョンは、高宗の元へ駆けつけようとするが、アンダーウッドに止められる。ソンナンも刺客から明成皇后の正体を話せと脅迫を受ける。明成皇后はソンナンに「皇太子を頼む」と言い残し息を引き取る。ソンナンまで刺客に刺されかけたときにファン·ジョンが現れ、彼女は命を救われる。一方、日本で医術の学んだドヤンは自分たちの脚の間を通れと言う日本人の医大生たちを蹴飛ばしてしまう。漢城(ハンソン)病院に外科医として赴任したドヤンは済衆院(チェジュンウォン)が患者の多さにてんてこまいに忙しいと耳にし、済衆院に現れるが…


第28話

ドヤンとファン·ジョンがそれぞれの手術台で縫合手術を行う。ドヤンは周りを気にせず熟達した手際で縫合をしていく。ソンナンは漢城(ハンソン)病院が医師を送ってくれたという話を聞き、急いで手術室に向かう。エビソンはドヤンが優れた医師だとファン·ジョンやソンナンから聞いたことを伝えながら、ドヤンに済衆院(チェジュンウォン)での勤務を提案する。ドヤンは日本から国費奨学金をもらって勉強したために難しいと断り、ソンナンとファン·ジョンを驚かすが…


第29話

ファン·ジョンはドヤンが腹膜炎の手術する姿を鋭い目で観察しながら、彼の精巧で優れた手際に感心する。ファン·ジョンは腹部の縫合、ドヤンはふくらはぎの下肢静脈瘤手術を行う。ドヤンは血栓がふくらはぎだけではなく大伏在静脈までつながっているため、 太ももの皮膚の全てを切開しなければならないと言う。ファン·ジョンはこれ以上麻酔をかけたら、患者を死なせる可能性があると抵抗するが、ドヤンはここで手術を終わらせると肺塞栓症で患者を危険にさらすことになると手術を強行する。手術の途中、患者が麻酔の効きやすい体質であることに気付いたファン·ジョンは、再度麻酔をしようとするドヤンを止める。ナオコまで麻酔の投与をためらい、ドヤンは手術を止められないと声を上げるのだが…


第30話

一緒に手術を行っているドヤンとソンナンを見ながら、ファン·ジョンは複雑な気持ちになる。手術室にやってきたナオコも怒りに満ちた目で二人を見つめる。手術を終えたドヤンとソンナンに、ファン·ジョンは挨拶をするが、ナオコは二人の間を過ぎ去ってしまう。ソンナンの呼び出しが自分たちの結婚式より大事だったのかと聞くナオコに、ドヤンは緊急手術があったと説明する。だが、手術を見ていたナオコは救急患者でもなかったと言いながらより怒りだす。ナオコは本当に自分のことが好きなのかとドヤンを責めたてるが、ドヤンはそんな彼女の気持ちが重すぎると言って結婚の延期を申し出る…


第31話

ファン·ジョンは、ドヤンが執刀する兵曹判書(ピョンジョパンソ)の肺手術を見学したいと申し出る。その話を聞いたソンナンは、ファン·ジョンが父親を殺した兵曹判書に殺意を抱いているのではないかと心配をする。ドヤンもそんなファン·ジョンの殺意に気付き、ファン·ジョンが手術に参加するのを阻止する。強硬に手術に参加しようとするファン·ジョンに、ドヤンはソンナンのために過ちを犯すなと諭す。一方、自分も肺手術を控えているワタナベは、手術を急ごうとするドヤンに命を奪わわれるかもしれないと思い、彼を休暇に行かせる。ナオコが自分のことを本気で愛していないと知ったドヤンは、彼女を残したままその場を去ろうとし、ナオコの用心棒と衝突することになるが…


第32話

ワタナベは、自分の手術をファン·ジョンに任せるつもりで絶食をしていたと言いながら、夜明けには手術を始めようと願うが、ファン·ジョンは手術の約束はしていないと断り、ドヤンを呼んでほしいと言う。ワタナベは患者の立場から見て、天才的な対応能力を持ったファン·ジョンに自分の手術を任せたいと彼を説得する。ファン·ジョンはワタナベに母親を放置し死なせた人に、合法的に復しゅうできるいい機会になると言う。済衆院(チェジュンウォン)では、連絡が途切れたまま帰ってこないファン·ジョンのことをみんなが心配するが…


第33話

オ主事が読みあげる“皇城(ファンソン)新聞”に載った“是日也放声大哭”を聞きながら、ファン·ジョンとソンナンは悲しみにあふれる。日本公使はドヤンにナオコとの結婚を促す。狂犬病がはびこり、エビソンはワクチンを得るために日本に行こうと、ファン·ジョンに済衆院(チェジュンウォン)の院長代理を任せる。チョン捕校に撃たれた日本の手先、イ·グンテクの命を救ったドヤンは、その功績を認められ日本から勲章をもらうことになる。ドヤンは悩んだ末漢城(ハンソン)病院からの職を辞し、済衆院へ戻ることにする。日本の妨害により、薬品不足に陥っていた済衆院のためにナオコが漢城病院から医薬品を持ち出してくる。


第34話

乙巳五賊(ウルサオジョック)であるイ·クンテックの暗殺未遂の容疑でユ·ヒソは日本軍に逮捕される。ファン·ジョンは日本軍に対し怒りの言葉を叫ぶ。 ファン·ジョンから父親が捕まったという話を聞いたソンナンは、急いで証拠を処分する。日本軍に襲われる危機に陥ったファン·ジョンの代わりにチョン捕校が命を落としてしまう。ユ·ヒソはワタナベに電気拷問を受けて失神する。宣傳官(ソンジョンカン)はユ·ヒソの代わりに義兵組織長になることをファン·ジョンに提案する。一方、日本公使は漢城(ハンソン)病院の外科長にドヤンのライバルだったサトウを任命し、サトウはドヤンを生体実験の餌食にしようと決意する。


第35話

高宗(コジョン)皇帝の診察に来ていたファン·ジョンは、日本軍が皇帝の位を皇太子に譲位しろと高宗を脅すところを見て、怒って彼らを追いはらう。日本公使から医療技術の進歩を遂げろと命じられたワタナベは、朝鮮の人々を対象とした生体実験を計画する。衛生検査という名目で朝鮮の女性たちを翻弄しているという事実を知ったソンナンは大きな憤りを感じる。ファン·ジョンはその対策として婦人科検査を実施し日本側の妨害をすることを提案する。漢城(ハンソン)病院から禁じられた薬物が処方されていることに気付いたドヤンは、サトウに激しく抗議する。ファン·ジョンの存在が目障りだった日本公使は、彼を義兵と結びつけ始末することを指示する。 日本軍に連れ去られたファン·ジョンは電気拷問を受けてしまう。ドヤンはナオコにファン·ジョンの助命を求める手紙を送る。


最終話

ウエディングドレス姿のソンナンを見つめながら、夢を見るようだと喜ぶファン·ジョン。済衆院(チェジュンウォン)の庭ではドヤンの仕切りで結婚式の準備が進んでいる。そんな中、外から戻ったモンチョンが日本側の動きがおかしいと結婚式の心配をする。ドヤンが外の様子を調べてきたら、オ主事が慌てながらファン·ジョンが義兵隊長になったことを伝える…


【放送情報】

韓流・華流ドラマチャンネル2で11月7日(火)ごご04:35~放送!

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(C) SBS