嘘はさらに大きな嘘に飲み込まれ、悪はさらに深い悪に覆い隠される。「レッド・クリフ」の韓三平が製作総指揮を務め、中国で記録的な再生数を獲得した本格クライム・サスペンス!
【あらすじ】
息も凍りそうな冬のある日。中国東北地方の架空の大都市・哈松(ハーソン)で、地元の運送会社社長、孫紅運(スン・ホンユン)の死体が見つかる。遺体は雪だるまにくくりつけられており、そこには警察をあざ笑うかのように「私を捕まえてください」という貼り紙があった。警察はその手口から、3年前から市内で起きている未解決の“雪だるま連続殺人事件”と断定。女性刑事・林奇(リン・チー)をリーダーとする捜査チームを立ち上げ、あるミスから交番勤務となっていた刑事の厳良(イェン・リャン)もそこに合流する。一方、法律事務所で働く青年・郭羽(グオ・ユー)は、初恋の人・朱慧茹(ジュー・フイルー)が孫紅運の愛人であり、事件の重要参考人であると知る。郭羽は朱慧茹の助けになろうと奔走するが、二人は思わぬ事件を引き起こしてしまう。その時、パニックに陥る彼らの前に謎めいた男・駱聞(ルオ・ウェン)が現れ、事件の隠ぺいを提案してくる。果たして彼の正体は…?
【キャスト】
●秦昊(チン・ハオ)
●鄧家佳(ドン・ジアジア)
●代旭(ダイ・シュー)
●姚櫓(ヤオ・ルー)
【各話あらすじ】
第1話
「捕まえてください」と貼り紙のある雪だるまと絞殺死体が見つかり、被害者は運送会社社長の孫紅運(スン・ホンユン)と判明する。“雪だるま連続殺人”の捜査に当たる刑事の林奇(リン・チー)は、まず孫の妻 李華(リー・ホワ)に会いに行くことに。林奇から、夫は死の直前に愛人の朱慧如(ジュー・フイルー)と会う約束をしていたと聞かされた李華は、弁護士の金輝(ジン・フイ)を利用し、朱慧如を脅すことを思いつく。
第2話
捜査が難航する中、林奇(リン・チー)の部下として捜査に加わった厳良(イェン・リャン)は、事件現場で得た直感を頼りに次々と犯人像を絞り込んでいく。厳良の強引な捜査手法に戸惑いつつも、信頼を寄せていく林奇。一方、初恋の相手である朱慧如(ジュー・フイルー)と偶然再会した弁護士の卵の郭羽(グオ・ユー)は、慧如を李華(リー・ホワ)の脅しから救うために、黄毛(ホアンマオ)という男を仲介役として紹介する。
第3話
黄毛(ホアンマオ)の事件現場に紙幣で折られた兜が散乱しているのを見て、犯人は天才だとつぶやく厳良(イェン・リャン)。新たな事件の発生により、朱慧如(ジュー・フイルー)の兄 朱福来(ジュー・フーライ)の営む食堂にも捜査員がやってくる。高利貸しの火(フオ)の手下であり、事件当日に黄毛と会っていた張兵(ジャン・ビン)のもとにも捜査が及ぶが、火から預かった帳簿の入ったカバンが無くなったと気づいた張兵は血相を変える。
第4話
8年前に綏河(スイホー)市で監察医をしていた駱聞(ルオ・ウェン)と、後輩であり刑事だった厳良(イェン・リャン)は旧知の仲だった。離婚手続き中の妻の子である東子(ドンズ)の世話をしながら捜査を続ける厳良は、車種に詳しく記憶力もよい東子に捜査を手伝わせることに。“雪だるま連続殺人”の事件現場付近の監視カメラに映った車を東子と一緒に調べていくうちに、車の所有者リストに駱聞の名前があることを発見する。
第5話
張兵(ジャン・ビン)が血眼になって火(フオ)のカバンを捜していると知った郭羽(グオ・ユー)は、カバンをどうするべきか考えを巡らせる。駱聞(ルオ・ウェン)と事件の関連を怪しむ厳良(イェン・リャン)は、林奇(リン・チー)に証拠の裏付けがない仮説を聞かせるが、証拠重視の林奇とは意見が合わない。警察の捜査に動揺し駱聞宅を訪れた朱慧如(ジュー・フイルー)は、椅子に座って話を聞いていた駱聞の様子がおかしいことに気づく。
第6話
厳良(イェン・リャン)たちから取り調べを受ける郭羽(グオ・ユー)と朱慧如(ジュー・フイルー)。朱慧如がしらを切り通す一方で、事実と合致する厳良の推理を聞かされ、郭羽は動揺を隠せない。その頃、火(フオ)が雇った李豊田(リー・フォンティエン)という男が、金輝(ジン・フイ)の借金を取り立てにやってくる。凶暴な李豊田に恐れをなす金輝だったが、部下の邵海(シャオ・ハイ)から郭羽の近況を聞き、打開策を思いつく。
第7話
連続殺人犯である“雪だるま”の指紋と照合するため、全市民の指紋を調べると言いだす厳良(イェン・リャン)。趙(ジャオ)局長は反対するが、他に策がないという林奇(リン・チー)に説得され、渋々厳良に従う。“お前は人殺しだ”という匿名の脅迫メールにおびえる郭羽(グオ・ユー)のもとに、送信者から電話がかかってくる。相手は朱慧如(ジュー・フイルー)の名前を出し、罪を暴露されたくなければ金を払えと郭羽を恐喝する。
第8話
工場に姿を現した駱聞(ルオ・ウェン)のカバンから毒物を見つけた厳良(イェン・リャン)は、使用目的を問い詰める。のらりくらりと質問をかわされ業を煮やした厳良は、駱聞と2人きりで話すことに。借金返済の期限を過ぎてせっぱ詰まった金輝(ジン・フイ)は、李豊田(リー・フォンティエン)に取り引きを持ちかける。翌朝、金輝からの着信に気づいた郭羽(グオ・ユー)が金輝の机を調べると、フィルターのない吸い殻が落ちていた。
第9話
兄の朱福来(ジュー・フーライ)と故郷に帰ると決心した朱慧如(ジュー・フイルー)は、別れの挨拶をするために駱聞(ルオ・ウェン)に会いに行く。駱聞に代わって“雪だるま”を捜すと決めた厳良(イェン・リャン)と林奇(リン・チー)は、事件現場に残された証拠品である動物の骨“ガラハ”について調べを進めることに。その頃、李豊田(リー・フォンティエン)に連れ去られた郭羽(グオ・ユー)は、火葬場の床で目が覚める。
第10話
病院を抜け出し、李豊田(リー・フォンティエン)に会いに来た駱聞(ルオ・ウェン)。妻と娘の行方を問いただすと、李豊田は駱聞との過去の接点について語り始める。監視カメラの映像を頼りに李豊田の職場である火葬場に駆けつけた厳良(イェン・リャン)は、綏河(スイホー)で担当した事件の加害者である親子の写真を見つけ、言葉を失う。一方、朱福来(ジュー・フーライ)を捜す朱慧如(ジュー・フイルー)のもとに1本の電話が入る。
第11話
1年後、1人で捜査を続ける厳良(イェン・リャン)は、手段を問わない捜査で問題を起こしてばかりいた。林奇(リン・チー)から李豊田(リー・フォンティエン)の監視をやめると聞かされ、代わりに自分が証拠を見つけるといきまく。朱慧如(ジュー・フイルー)と一緒に暮らし始めた郭羽(グオ・ユー)は慧如とけんかが絶えず、憂さ晴らしのために飲みに行った店で厳良に遭遇する。自ら同席した郭羽に、厳良は巧みに事件の話を切り出す。
最終話
朱慧如(ジュー・フイルー)を李豊田(リー・フォンティエン)から救うため、郭羽(グオ・ユー)は日暮れまでに朱慧如を解放しないと通報すると李豊田に告げる。李豊田の働くエンジン工場を突き止めた厳良(イェン・リャン)は、林奇(リン・チー)に黙って乗り込もうとするが、厳良が李豊田を殺すのではと心配する林奇は、厳良を徹底的に監視する。そんな中、世に紛れて鳴りを潜めていた李豊田が再び罪を犯そうとする瞬間がやってくる。
【放送情報】
韓流・華流ドラマチャンネルで12月21日(土)よる8時〜放送開始!
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