白詰草 第1〜30話

白詰草 あらすじ

第1話 運命の分かれ道

黄龍物産の女社長ヨン・ソンジュは、幼い娘ソヌと息子ムノを残してアメリカ出張に出かける。父親のジホは子供たちをキャンプに連れていくが、横領発覚を恐れた黄龍物産の部長ファン・ボンチョルがその後を追う。


第2話 隠蔽された事故

大雨の中、ジホは車をぶつけて気を失ってしまう。通りがかったカン・ドゥムルはジホを助けようとするが、ボンチョルに一喝されてその場を去る。後日警察に出向いたドゥムルは大雨の日に事故は起きていないと聞かされる。


第3話 師匠と室長

記憶を失い書堂に引き取られたソヌはスンナムと名付けられ、ユミンと結婚して書堂の師匠となる。一方、ボンチョルはソンジュと再婚し自分の娘セヒを養女に。セヒは黄龍グループ室長となり、病院理事長スンジェと婚約する。


第4話 セヒの謀略

スンジェの女癖を理由に破談を望むセヒ。だが、ボンチョルは「とりあえず結婚して手なずけろ」と悪知恵を吹き込む。セヒは、スンジェの病院の児童精神科センター開院式のプログラムを自分が担当することを思いつく。


第5話 弟の死の謎

大師匠マンピョンの代役として、スンナムが児童精神科センター開院式で講演をすることに。回復したマンピョンはボンチョルのもとを訪れ、23年前に自殺した弟ジュピョンの死の真相について手がかりをつかみたいと訴える。


第6話 悪女の誘惑

バーから呼び出しを受けたスンナムはセヒと同じ車に乗って走り去るユミンの姿を目撃。スンナムはユミンを問い詰めるが、ユミンは女どこではないと冷たく突き放す。ところが数日後、ユミンはセヒにつきあわないかと誘われる。


第7話 目には目を

公金横領の疑いをかけられ警察に連行されたスンナム。病院のイメージダウンを気にするスンジェはユミンに事態の収拾を命じ、スンナムは偽の情報を提供した人間を必ず見つけ出すと誓うが、書堂の生徒は激減する。


第8話 真相追及

偽情報を流した犯人が黄龍グループにいると察したスンナムは、ソンジュに会って真相を追及するよう依頼する。一方、スンジェによって江原道の病院に左遷されたユミンは、積賢斎とはもう関わらないと決める。


第9話 破れた結婚

セヒとの結婚式当日、ユミンに殴られ入院するスンジェ。スンナムは留置場に入れられたユミンの代わりに示談を申し入れるが、スンジェは応じない。一方、破談にしたいと言うセヒに対し、ボンチョルは式を仕切り直すよう命じる。


第10話 ユミンの退職

釈放され家に戻ったユミンは、セヒとの関係を疑うスンナムに「僕はスンジェに利用された」と言い、病院を退職したことを明かす。その頃、ソンジュは23年前に起きたクムピョ建設の火災について調べ始める。


第11話 炎の裏に渦巻く疑惑

積賢斎で大きな火事が起き、逃げ遅れたセジョンは症状が重く、入院することに。出火の原因が花火であること、出火時にセジョンが倉庫にいたことを聞いたドゥムルは、火事が起きた原因について疑問を抱く。


第12話 放火したのは誰?

火事を起こした犯人の疑いをかけられたセジョンは、燃える倉庫で歩き方が変な人物を見かけたことをスンナムに打ち明ける。そんな中、ファランはユミンがセヒの車に乗るところを目撃し、2人の仲を疑い始める。


第13話 ユミンの怒り

放火犯は誰なのかをめぐり、積賢斎でユミンとドゥムルが殴り合いのケンカをする。セジョンの潔白を信じるドゥムルは怒りが収まらない。さらにユミンは、ファランに慰謝料を渡したボンチョルを問いただす。


第14話 揺れ動くセヒの心

ユミンに会うため積賢斎にセヒがやってくる。酔って絡むセヒをユミンは慌てて積賢斎から連れ出し、ホテルに送って帰宅するが、スンナムはユミンの行動を不審に思う。翌日、セヒはボンチョルに「お見合いをしたい」と告げる。


第15話 交渉成立

児童虐待や火災を責められ、閉鎖することになった積賢斎。そんな中、ユミンは書堂と縁を切ることをスンナムに告げ、セヒと手を組むことに。セヒはユミンに黄龍グループの新ブランドの顧問にならないかと提案する。


第16話 家出したユミン

セヒとの関係をスンナムに明かし、書堂から飛び出すユミン。マンピョンはユミンが黄龍グループと手を組んだとことに気づき、いぶかしがる。一方、ボンチョルはユミンが積賢斎の人間であることから起用に反対する。


第17話 大師匠マンピョンの死

マンピョンが急死し、家を出たユミンと連絡がつかないまま葬儀が行われ、ドゥムルはスンナムに手伝いを申し出る。マンピョンを疎んでいたボンチョルは天の助けだと喜び、帳簿の原本を捜すようパク秘書に命じる。


第18話 ファランの画策

マンピョンが急死したのは直前に言い争った自分のせいだと言い、書堂での居場所を失ったユミン。ファランは、書堂のことは忘れて再出発するようユミンを慰める一方、セヒにユミンを奪い取るようにけしかける。


第19話 恋愛感情と野心

セヒのコネで黄龍グループのブランド戦略顧問に就任したユミン。セヒとユミンが会社で抱き合う姿を目撃したスンナムはユミンを責めるが、ユミンはセヒに恋愛感情は関係なく、能力を認められたいだけだと突っぱねる。


第20話 道ならぬ恋

積賢斎で起きている問題の原因が黄龍グループにあると考えたスンナムはソンジュに問いただしに行く。ソンジュはスンナムがユミンの妻であることを知って驚き、セヒに既婚者との恋は許さないと厳しく叱責する。


第21話 さびしい誕生日

ジュニョンの誕生日に久しぶりに積賢斎に戻ったユミン。しかし、セヒもついてきたのを見てスンナムは憤り、セヒに帰るように告げる。誕生会の後、スンナムは離婚届についてユミンに問いただすが、ユミンは知らないと言い張る。


第22話 冷めきった愛

ドゥムルを呼び出したセヒはもう自分を捜さないよう訴え、子供も産んだ覚えはないと言い放つ。セヒの心ない言葉に傷つき酔いつぶれるドゥムル。一方、ユミンは5年前に頓挫したキッズ製品の再生に挑戦したいと申し出る。


第23話 尋ね人の正体

セジョンが運ばれた病院で鉢合わせしたスンナムとセヒ。スンナムは、ドゥムルが捜している女性はセヒではないかと問い詰めるが、セヒはシラを切る。一方、ボンチョルはユミンのキッズ製品を失敗させようと策を練る。


第24話 それぞれの思惑

キッズ製品は中止の危機に直面し、ユミンは独占契約の破棄をソンジュに直訴する。ソンジュはユミンの失敗は自分の采配ミスだとし、ボンチョルが社長を務める黄龍流通で面倒を見るように言うが、セヒもボンチョルも猛反対する。


第25話 招かれざる投資者

ファランがセヒから資金提供を受けて食堂をオープン。愛するユミンのために食堂に投資したというセヒにスンナムは怒りを感じる。一方、黄龍流通の倉庫で働き始めたユミンは、突然ボンチョルに配置換えを言い渡される。


第26話 父と娘

ユミンの部屋で何者かに襲われたセヒ。ボンチョルがユミンに危害を加えるために暴君を送り込んだとこと気づいたセヒは、ボンチョルと対立。これからは父の言いなりになることなく自らの道を進もうと心に誓う。


第27話 腕試し

突然ボンチョルに食品関連業務に携わるように命じられたユミン。無茶な配置換えはボンチョルがユミンを試しているからだと勘づいたセヒは、元医師の強みを生かし、ユミンのイメージを確立させたいとソンジュに訴える。


第28話 主役の座

セヒの目論見が当たり、ユミンの活躍が記事の主役として報じられる。自分とソンジュが注目されなかったと憤慨するボンチョルを、ソンジュは会社のイメージがよくなるなら誰が注目されてもかまわないとかわす。


第29話 消えた詐欺師

ファランの食堂に投資した人たちが積賢斎に押しかけ、金を返せとスンナムに詰め寄る。ドゥムルは容疑者はパン・グァンシクで詐欺の前科がある黄龍流通の元社員だと突き止め、スンナムと一緒にグァンシクの家を訪ねる。


第30話 叶わない夢

ジュニョンが心臓発作を起こし病院に運ばれる。ユミンのマンションを訪れ、セヒと一緒にいるところを見て走り出したのが原因だ。食堂が繁盛すればユミンが戻ってくると思っていたスンナムだが、それは叶わぬ夢だったと嘆く。


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