王女の男

運命より、愛を信じるー 

朝鮮王朝史上の大事件を背景に宿敵となった男女の切ない愛を描いた究極のラブ・ロマンス

【番組概要】

幼くして即位した朝鮮第6代王・端宗の統治下でおきたクーデターにより引き裂かれる恋と復讐を描く“朝鮮版ロミオとジュリエット”。

朝鮮第5代王・文宗の娘・キョンへ王女、従姉妹のセリョン、左議政の息子キム・スンユ・・・3人の運命はセリョンの父である首陽(スヤン)大君(後の世祖)の企てたクーデターにより大きく狂い始める!クーデターは、家族の運命を狂わせ、愛し合う男女も、信頼し合う親友同士の絆も引き裂いてしまう。政治的陰謀の緊張感と切り裂かれるような切ないロマンスが話題となり、2011年韓国で最もヒットした歴史ドラマ。


【キャスト】

●パク・シフ

●ムン・チェウォン

●ホン・スヒョン

●ソン・ジョンホ


【各話あらすじ】

第1話 運命の出会い

時は朝鮮王朝第5代、文宗の治世。権力への野望をたぎらせる王弟スヤン大君は、文宗の信頼が厚い右議政キム・ジョンソに書状を送る。娘イ・セリョンをジョンソの末子スンユに嫁がせたいとの内容だった。ジョンソは政敵からの縁談話に真意を測りかね、文宗はジョンソとスヤンの関係を疑う。


第2話 王女の婿選び

己の亡き後を憂う文宗は娘のキョンヘ王女と右議政の末子キム・スンユの婚姻を発表する。先手を打たれたスヤン大君は2人の婚姻を阻むべく策略を巡らせ、文宗は世子を守るためにスンユと結婚せよとキョンヘに言い聞かせる。


第3話 束の間の喜び

森で賊に襲われ、互いをかばい合って絆を深めるセリョンとスンユ。しかし、文宗が余命わずかで世子を守るためにはスンユとの婚姻が必須だと知ったキョンヘ王女はセリョンに、スンユは自分の婿になる人だと告げ、会うことを禁じる。


第4話 動き出す策略

キム・スンユを宮廷に呼び出したキョンヘ王女は、自分こそが本物の王女であり、スンユは自分の婿になるのだと告げる。王女だと思っていた人が女官と言われ放心するスンユ。一方のセリョンは、スンユとの別れに加え、父が王位を狙っているという話に衝撃を受ける。


第5話 婚礼の陰で

スンユを罪人として捕らえられたキム・ジョンソは、政敵スヤン大君に命乞いし、代わりに右議政の職を辞する。宮廷でスヤン大君に抗する力を失った文宗は、言われるがままにキョンヘ王女を零落した家門の当主チョン・ジョンに嫁がせ、その婚儀の席上、病に倒れる。


第6話 募る思い

まちで再会したスンユとセリョン。しかしスンユはセリョンを冷たく突き放す。文宗が病床に伏せったのを機に権力の掌握に動き出したスヤン大君は、キョンヘ王女を宮殿から追い出し世子を操ろうとする。夫チョン・ジョンと共に私邸に移ったキョンヘ王女は、引っ越しの翌日に姿を消してしまう。


第7話 友情の亀裂

王の遺言により左議政に就任したキム・ジョンソは王族が政事に関わることを禁じ、スヤン大君を宮廷から閉め出す。巻き返しを図りたいスヤンは非常手段に訴え、ジョンソの家に乗り込んで命を奪う計画を練る。一方、寺で再会したスンユとセリョンは互いの思いを打ち明けるが、セリョンは依然として正体を明かせない。


第8話 悲劇の始まり

父スヤン大君がキム・ジョンソ一族を襲撃する計画を立てているのを知ったセリョン。迫る危機をスンユに知らせようと屋敷を抜け出すが、あと一歩のところで連れ戻されてしまう。自宅に監禁されたセリョンは、スンユの命を救うため自らの血で記した手紙を侍女に託す。


第9話 父の無念

ついにスヤン大君の計画が実行されキム・ジョンソが襲われる。スンユはかろうじて一命を取り留めた父を連れて身を隠すが、父の無事を王に知らせに行ったところでシン・ミョンに捕らえられる。ミョンは王を守る内禁衛の兵たちを切り倒し、スヤンを王の元へと導く。


第10話 命を懸けた恋

キム・ジョンソ一派を討ったスヤン大君は、彼らの首をさらし己の威光を天下に知らしめる。ただ一人生き延びたキム・スンユは父の敵を討とうとスヤンの家に向かい、セリョンがスヤンの娘であることを知る。怒り狂ったスンユはスヤンに襲いかかるが、あえなく捕らえられ牢獄送りに。


第11話 危機一髪

スンユが流罪になると知ったセリョンは牢獄へ行き、スヤン大君の娘と名乗って彼の憎しみを全身で受け止める。クムソン君の登場に力を得た王は、アンピョン大君をスヤンの罠から救おうとするが、そこへアンピョンが謀反を企てていたことを証明する偽の書状が見つかる。


第12話 断ち切れぬ思い

船を沈められ近くの島に身を潜めたキム・スンユは、罪人仲間と協力しやっとのことで追っ手から逃れる。満身創痍で都に戻り、仲間の行きつけの妓楼でようやく身を横たえる。朝廷ではキム・ジョンソ一派の家族を功臣たちの使用人にすることが決まり、スンユの義姉ユン氏とめいのアガンはオンニョン君の元へ送られる。


第13話 復讐の序章

妓楼にかくまわれたキム・スンユはその腕を買われて妓生の用心棒を務めつつ復讐の機会をうかがう一方、義姉と姪アガンの消息を探す。スヤンの弟クムソン大君はセリョンとシン・ミョンの婚礼の場を利用して義挙の手はずを整えるが、その計画はスヤン側に漏れていた。


第14話 衝撃の再会

シン・ミョンとの婚礼の日、イ・セリョンをキム・スンユがさらう。突然のことにクムソン大君の義挙もスヤン大君の思惑も宙に浮き、新婦を奪われたミョンは部下を率いて必死の捜索に当たる。思わぬ形で思い人との再会を果たしたセリョンだったが、スンユはすでに憎しみに凝り固まっていた。


第15話 苦渋の決断

キム・スンユをかばって矢を受けたイ・セリョンは一命を取り留め、スンユはセリョンを残したまま仲間に連れられて逃げる。人質事件の犯人捜しを命じられたシン・ミョンはセリョンの衣装が麻浦に捨てられているのを発見し、麻浦の妓楼を取り仕切るコン・チルグに協力を要請する。


第16話 即位の日

夜陰に乗じてオンニョン君を殺害し“大虎”の文字を残したキム・スンユ。死んだキム・ジョンソを表すその言葉に不安を覚えたスヤン大君は譲位を急ぎ、ついに王位につくが、父親との確執を深めるイ・セリョンは王女となる儀式を頑なに拒む。


第17話 苦悩する新王女

イ・セリョンのおかげで捜索の手を逃れたキム・スンユは、ついに義姉と姪のアガンと再会を果たす。王女になることを拒み続けていたセリョンは、シン・ミョンに見つかって宮殿に連れていかれるが、一生誰にも嫁がないと宣言しスヤン大君を困らせる。


第18話 決起の行方

キョンヘ王女を訪れたイ・セリョンは、偶然に父王スヤンへの反乱の計画があることを知り、肉親と思い人の狭間で苦悩する。明の家臣を迎え神経をとがらせるスヤン派のハン・ミョンフェは先王派の動きに目を光らせ、先王派のチョン・ジョンは万一の時はキョンヘ王女を頼むとスンユに託す。


第19話 別離再び

捕らえられたイ・ゲらは、スヤンに王と認めるよう迫られるが最後までこれを拒否し、死刑を宣告される。彼らを救出するためイ・セリョンは牢を警備するシン・ミョンを呼び出して牢の警備を手薄にさせ、その隙にキム・スンユが牢に忍び込む。


第20話 絶縁の果てに

親子の縁を切って宮殿を出たイ・セリョンはキム・スンユに連れられ妓楼に身を寄せ、死刑を免れたチョン・ジョンはセリョン王女とともに流刑地へ。スンユは再決起を目指して父キム・ジョンソの部下だった砲兵隊のパク・フンスを訪ねる。


第21話 それぞれの 愛

父王スヤンによってシン・ミョンの使用人とされたイ・セリョンだったが、それを聞いたキム・スンユは即座にシン家からセリョンを連れ去る。都を離れ、キョンヘ王女とチョン・ジョンの流刑先へと落ち延びながらも、ついに思いが通じ幸せに浸る2人。


第22話 哀しき友情

全羅道の光州にチョン・ジョンらを訪ねたイ・セリョンとキム・スンユは、部下を率いて追ってきた判官シン・ミョンに見つかり斬り合いとなる。ジョンはセリョンたちを逃がすことに成功するが、自身は隠し持っていた義挙の密書が発覚してしまう。


第23話 王室からの抹消

都に残ると決めたイ・セリョンは、旅立ちを前にしたキム・スンユと夫婦の契りを交わす。咸吉道へ赴いたスンユはかつて父の部下であったイ・シエととも反乱軍を組織し、その勢力は日に日に増していった。


最終話 永遠の愛

判官シン・ミョンの元を脱出したイ・セリョンはキム・スンユのいる反乱軍と合流するが決戦を前に安全な地へと逃がされる。そして落ち着き先の僧法寺でスンユの子を身ごもったことに気づく。官軍と反乱軍の衝突は激戦となり、ミョンは味方の矢を受けて命を落とすが、反乱軍を率いるイ・シエも後に部下の裏切りにより倒れる。


【放送情報】

▶番組詳細はこちら

※編成上、放送時間は変更となる場合がございます。ご了承のうえ、視聴と予約の際にはご注意下さい。

▶Abemaビデオはこちら


(C)KBS