朱蒙あらすじ
第1話
紀元前108年、古朝鮮(コジョソン)は漢により滅亡。
ヘモス将軍と扶余(プヨ)の太子クムワは流民(るみん)となった古朝鮮の人々を率いて漢に抵抗した。しかしヘモスは漢軍の槍に倒れてしまい・・・。
第2話
河伯(ハベク)族のユファ姫に助けられたヘモスは、漢の鉄騎軍から逃れ、商団に拾われる。そこで、河伯族がヘモスを匿(かくま)った罪で鉄騎軍に皆殺しにされた事を知る・・・。
第3話
漢軍に囚われたヘモスをクムワが救出するが、再び漢軍の弓矢に倒れ、帰らぬ人に。ヘモスの子を身ごもっていたユファは、男児チュモンを出産。そして、20年後・・・。
第4話
祭儀を欠席した事で、王クムワの怒りを買ったチュモンだったが、テソの取りなしで重罰を逃れる。しかし、テソの真意は、チュモンを翌日からの長旅に連れ出し、山中で命を落すよう仕向ける事だった・・・。
第5話
チュモンからテソとヨンポに命を狙われていると聞いたユファは、チュモンに武芸を習わせる為に、牢獄の看守長のムソンを紹介する。ある日、ムソンに牢獄を見させてもらったチュモンは両目が見えない囚人と出会う・・・。
第6話
頻繁に宮殿の外へ出かけるチュモンを不審に思うテソは、行き先を明かさないチュモンに対し、自分の稽古の相手をさせ、圧倒的な強さを思い知らせる。チュモンは鉄器工場の親方モパルモに教えを請い、ひとり工場に籠もって強靭な剣を作り始める・・・。
第7話
宮殿を追放されたチュモンは、テソとヨンポが送り込んだ刺客に襲われる。瀕死のケガで倒れていたチュモンを救ったのはオイ、マリ、ヒョッポだった。三人はチュモンをプヨンのもとに連れて行くが・・・。
第8話
チュモンは囚われの身となったソソノを逃がすが、自分はオイ、マリ、ヒョッポにつかまり殴る蹴るの暴行を受ける。それを見たプヨンはチュモンの命を救う為に、チュモンが扶余(プヨ)の王子であることを明かす・・・。
第9話
牢獄でヘモスの武術の腕前を見たチュモンは弟子入りを決心。そこへテソとヨンポが兵を率いて襲撃するが、ヘモスの凄まじい強さで撃退し、二人は危機を脱する。しかし、その最中ヘモスとテソは互いに深い傷を負ってしまう・・・。
第10話
牢獄が襲撃された事件でプドゥクプルとヨミウルを問い詰めたクムワは、ヘモスが20年間投獄され生きていた事を知り、衝撃を受ける。一方、牢獄から脱出したチュモンは、ヘモスと古い小屋に身を潜めるが・・・。
第11話
チュモンはヘモスと共に、小屋で武術の稽古に励む。そんな折、チュモンはマリたちを雇ってもらえるようソソノを訪ねるが、そこでテソと顔を合わせてしまう。チュモンはテソに「命だけは助けてください」と懇願するが・・・。
第12話
遂に再会を果たしたヘモスとユファ。宮殿へ戻ったユファはクムワに対し恩を感じながらも、余生をヘモスと共に過ごしたいと暇乞いをする。クムワは寂しさを覚えつつも、ヘモスに会いに出発するが・・・。
第13話
クムワに母が病気だと聞かされたチュモンは、看病する為に宮殿へ戻る。そこでクムワは、チュモン、テソ、ヨンポに対して「兄弟三人を競わせ、最も優れた者を世継ぎに選ぶ」と宣言するのだった・・・。
第14話
チュモンは力を蓄え、太子の座を勝ち取る為に、ヨンタバル商団に働き手として雇ってもらう。一方、テソはヤンジョンに、ヨンポはトチに接触し、それぞれ手柄を挙げようと動きだす。
第15話
テソが漢との塩の交易を再開させ、水をあけられたチュモンを周りの者たちは歯がゆく思う。しかし、チュモンは「漢に頼らず自由に塩を調達する事こそが、真の問題解決になる」と別の道を模索する。
第16話
チュモンはコサン国の塩の話をソソノにする。ソソノは父ヨンタバルを説得し、「扶余(プヨ)への塩の提供は卒本(チョルボン)に不利になる」と反対するサヨンや、ウテの心配を押し切って、自ら商団を率いてコサン国へと旅立つのだった・・・。
第17話
宿に侵入した賊はチュモンが撃退したが、ソソノは危険を感じ、商団の行首(ヘンス)として撤退を決断。しかし、チュモンは「解決するので2日待ってくれ」とソソノに告げる。
第18話
チュモンはペマンに捕らえられる。ソソノはチュモンを救出する為、ペマンにコサン国にあるといわれる塩の山の話を持ちかけ、解放するよう交渉する。
第19話
見事に塩を確保して戻ったチュモン。テソとヨンポは、情けなかったはずの弟に大差をつけられ口惜しくて仕方ない。さらに、チュモンとソソノの仲が急接近した事に焦るテソは、チュモンを超える手柄を立てようと躍起になる。
第20話
チュモンはヒョント城での任務を果たし、クムワ王に賞賛される。それを見て焦るテソとヨンポ。ヨンポはトチを通じて、プヨンを救えないチュモンに不満を持つオイを利用するのだった・・・。
第21話
クムワ王は三人の王子を呼び、武芸対決を行わせる。武芸でチュモンに負けるはずは無いと自信満々のテソとヨンポは、弓の対決で矢を次々と的に命中させる。しかし、チュモンは自分の番になると目隠しをして・・・。
第22話
何者かの放った刺客が神殿を襲撃、危うく逃げ出したヨミウルは山中の洞窟に身を隠す。扶余(プヨ)はヨミウルが姿を消したことで大混乱に陥るが、そんな中、ヨンポを王妃とテソが問い詰めると・・・。
第23話
ヘモスが実の父親である事をヨミウルに聞かされたチュモンは、その事実に打ちのめされ慟哭する。後悔、無念、迷い、クムワへの不信感・・・。様々な感情でチュモンの心は乱れ、太子の座への意欲も冷めてしまう。
第24話
チュモンはオイ、マリ、ヒョッポを連れ扶余(プヨ)を旅立つ。一方扶余では、ヨミウルが神殿を出たため各地で異変が起こり、動揺が走る。そんな中、大臣たちはチュモンが競い合いを降りたので、テソを太子にするようクムワに進言する。
第25話
チュモンは鉄騎軍を奇襲作戦と神業的な弓矢で退け、流民(るみん)をヒョント領の外へ逃がすことに成功する。一方、ヤンジョンは娘のヤンソルランとの結婚を条件に、漢の鍛冶職人を扶余(プヨ)へ送ることをテソに承諾するが・・・。
第26話
テソが連れてきた鍛冶職人達は、扶余(プヨ)の剣よりはるかに強度のある剣を作り上げた。クムワはテソの手柄だと褒め称えるが、その陰でモパルモは自分が強度のある剣が作れないことを嘆く。そんな中、宮殿に戻ってきたチュモンだったが・・・。
第27話
テソを皇太子にするのを拒むクムワに激怒する王妃は、四出道(サチュルト)を味方につけ目的を遂げようと企む。一方、ヨンポはチュモンとテソを対立させようとチュモンを懐柔。しかし、チュモンは冷静を装いながらも二人の兄への復讐心を胸に秘めるのだった。
第28話
チュモンは、勢力の衰えた真番(チンボン)、臨屯(イムドゥン)を攻めるのは今しかないと、クムワに進言する。そんな中、ソソノは軍商として自分も戦地へ赴くことを決意。さらに、ソソノはテソが連れて来た鍛冶職人たちに注意するようチュモンに警告する。
第29話
四出道(サチュルト)が犬使者(キョンサジャ)の首をはね、派兵を拒否したことで、クムワの真番(チンボン)、臨屯(イムドゥン)攻撃は暗礁に乗り上げた。そんなある日、宮殿の前に大勢の人たちが集まってきた。それは、扶余(プヨ)が漢との戦に臨むと聞きつけ集まった流民(るみん)たちだった。
第30話
テソは、チュモンの指揮のもと先方部隊の一兵卒として出征することを条件に、罪を免れる。チュモンは、クムワに目上である兄を従えることはできないと訴えるが、クムワは王の権威を守るためには、チュモンが戦を主導しなければならないと諭す。
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