若手実力派俳優ユ・アイン×韓国トップ女優キム・ヒエが豪華共演!
天才ピアニストと人妻の切ない愛を描き、放送開始直後から社会現象を巻き起こした大人のラブストーリー!
放送概要
原案は、江國香織のベストセラー小説「東京タワー」。「東京タワー」とは設定こそ異なるが、韓国ドラマ史上、最も切なく美しい男女の愛をドラマチックに描く!
ユ・アインが本作で演じるのは、20歳年上の女性に恋をするソンジェ役。天才的なピアノの才能を持った純朴でうぶな青年と、抑えきれない愛をぶつける大胆な男との二面性を巧みに表現した。一方、そのソンジェに想いを寄せられるヘウォン役には韓国のトップ女優キム・ヒエ。自ら才能を見いだした教え子からの愛に戸惑いつつも、その激しさに身をゆだねてしまう人妻を熱演した。不倫、未練、情熱、嫉妬、孤独など、ドラマで描かれる主人公たちの姿は多くの共感を呼び、同世代の俳優とは一線を画す独特の魅力を持つユ・アインと、47歳とは思えぬ美貌と抜群のスタイルで女性たちから支持されているキム・ヒエの濃密な心の交歓を象徴する連弾や言葉だけで描かれるベッドシーンは、韓国ドラマ史に残る名シーンと絶賛された。
バイク便のアルバイトをするイ・ソンジェ(ユ・アイン)は、ソハン音大教授カン・ジュニョン(パク・ヒョックォン)の依頼で音楽祭が行われる会場へ蝶ネクタイを届けに行く。仕事を終えたソンジェは、舞台に置かれたピアノを目にし、人気がなくなった隙に衝動的に演奏してしまう。その演奏を控室で偶然耳にしたジュニョンは急いで舞台に向かうが、すでに演奏者の姿はなかった。
後日、ソンジェはジュニョンに呼び出され、ジュニョンの妻でソハン芸術財団室長のオ・ヘウォン(キム・ヒエ)の前でピアノを演奏するように言われる。はじめは期待せずに聴きはじめたへウォンだったが、ソンジェの才能を秘めた演奏に衝撃を受け、賛辞の言葉を送る。独学でピアノを学んできたソンジェにとって、ヘウォンからの賛辞はこの上ない喜びとなり、次第にヘウォンの大人の色気に惹かれていく…。
そして、ジュニョンの推薦でソンジェはソハン音大の入試を受けることに。ところが入試当日、ソンジェの母が交通事故で急死する。結局、受験出来ずに夢を絶たれたソンジェはジュニョン夫妻の前から姿を消してしまう。しばらくしてソンジェの行方を知ったヘウォンは、ある本を贈る。それを読んだソンジェは、ピアノへの思いを再認識し、へウォンの元へと向かう。そしてヘウォンへの気持ちが抑えきれなくなったソンジェは…。
登場人物・キャスト
イ・ソンジェ役 ユ・アイン
家計を支えるために、働きながら高校に通っている。天才的なピアノの才能を持っているが、本人はそれに気づいていない。自分を見いだしてくれたヘウォンに師弟以上の感情を抱くようになる。
オ・ヘゥオン役 キム・ヒエ
ソハンアートセンターの企画室長。ソハングループ会長やその後妻でソハン芸術財団理事長のソンスクからは厚い信頼を寄せられているが、アートセンター代表のヨンウは彼女を敵視している。ソンジェの熱い想いに戸惑いながらも、次第にひかれていく。
カン・ジュニョン役 パクヒョックォン
ソハン大学音楽学部ピアノ科教授でヘウォンの夫。学内での出世競争に出遅れ、躍起になっていたところに突如現れたソンジェに目をかける。しかし、次第に彼と妻との関係に疑念を抱くようになる。
各話あらすじ
第1話
ソハンアートセンターの室長であるオ・ヘウォンは、財団の理事長でソハングループ会長の後妻となったハン・ソンスクと、高校の同級生で会長の娘であるソ・ヨンウの板挟みになりながら、音楽祭の準備を進めていた。夫で、ソハン大学音楽学部教授のカン・ジュニョンも、後輩のチョ教授への対抗心が強く、ヘウォンを悩ませる。音楽祭当日、高校に通いながらバイク便のアルバイトをするソンジェは、ジュニョンに荷物を届けるために音楽ホールを訪れるのだが…。
第2話
ソンジェのピアノの才能に目をつけたジュニョンは彼を家に呼び、ヘウォンにソンジェの実力を見極めてほしいと頼む。独学でピアノを学んだというソンジェに、期待していなかったヘウォンだが、彼の荒削りながらも才能を秘めた美しい演奏に酔いしれる。一方、ヘウォンが休暇を取ったことに不審感を抱いたヨンウは、ヘウォンの家でピアノを弾くソンジェを見て裏口入学の斡旋だと誤解し、ジュニョンを呼び出す。
第3話
ソハン大学音楽学部の入試を受けることになったソンジェは、家にやってきたヘウォンの足を見てどぎまぎする。先生は自分ではなくジュニョンだと言うヘウォンに、運命的なものを感じたことを告白するソンジェだが、ヘウォンは笑って取り合わない。しかし、一方のヘウォンもソンジェが自分を女として見ていることを偶然知り、浮かれる自分に気づいて戸惑う。そんな中、ソンジェは入試当日を迎えるのだが…。
第4話
突然自分の元にやってきたソンジェを、家に上げてしまったヘウォン。しかし、ジュニョンの帰宅の知らせに、酔ったせいで記憶がないと言い訳し、ソンジェを追い返す。傷ついたソンジェはある日、隣のビルから聞こえてくるヘタクソなピアノの演奏に腹を立てて暴れ、逮捕されてしまう。高額な示談金を突きつけられたソンジェに、友人たちはカン教授に助けを求めるよう言うが、ソンジェはそれを拒む。
第5話
ジュニョンに連れられて、家にやってきたソンジェ。才能あるソンジェがいよいよ自分の弟子になると、ジュニョンは有頂天になる。ヘウォンは夫の携帯に届いたソンジェの恋人のタミからのメールを読み、2人の関係に心がざわつく。ソンジェは、自分を頑なに拒むヘウォンに、どうしてもピアノを聞いてほしいと、ヘウォンを呼び止める。ソンジェの告白に戸惑うヘウォンだが、その演奏に心の壁が溶けていく。
第6話
ジュニョンが引き止めるのも聞かず、自分の家に帰ってしまったソンジェ。ヘウォンはジュニョンに嘘をついて、すぐにソンジェの家を訪ねる。ソンジェの気持ちをけん制しようとするヘウォンだが、ソンジェは何も考えずに自分を愛してほしいと素直に伝える。その頃、ソンジェを心配したジュニョンもソンジェの家を訪ねるのだが、部屋の中から聞こえてきたのは、ソンジェとヘウォンの仲むつまじい会話だった。
第7話
すがるような思いでソンジェを呼び出し、車を運転させて助手席で休むヘウォン。痛々しいヘウォンを見て心を痛めたソンジェは、ホテルの部屋を取ろうとする。しかし我に返ったヘウォンはソンジェを置き去りにして帰ってしまう。家に帰ったヘウォンは、ジュニョンの冷たい態度に思わず言葉を荒げ、口げんかをしてしまう。翌日、何もなかったかのように出勤したヘウォンが理事長室に行ってみると、思いがけない難題が待ち受けていた。
第8話
ソンジェはヨンウに侮辱されるヘウォンの姿を思い出し、何もできない自分に腹を立てる。せめてそばにいてあげたいと思い、家に来てほしいとヘウォンにメールするが、突然タミが家にやってくる。焦ったソンジェはタミを外に連れ出すが、ちょうどその様子を車の中からヘウォンが目撃してしまう。翌日レッスンに来たソンジェに向かって、ヒステリックな感情をぶちまけるヘウォン。それが嫉妬だと知ったソンジェは、うれしくなる。
第9話
ヘウォンはソンジェと心を許しあった翌日、ソンジェあてに正直な気持ちをつづったメールを送る。自分を守るために汚れ役を引き受けようとするヘウォンの熱い気持ちに、ソンジェは目頭を熱くする。2人の関係を隠すため必死に取り繕うヘウォンだが、言動の端々からその関係を敏感に感じ取ったハン理事長は、ジュニョンをソンジェの指導から外してしまう。そして、ヘウォンとソンジェは二人三脚でコンクールの予選の練習を始める。
第10話
コンクールに向けた練習として、単独演奏会を開くことになったソンジェ。演奏会の映像をコンクールの予選に送るとあって、緊張を隠せない。当日、ヘウォンはソンジェが一番よく見える場所から、演奏を見守る。無事に演奏を終えたソンジェは、アンコール曲をヘウォンのために弾く。演奏会が終わり、関係者が打ち上げの席に集まるも、肝心のソンジェとヘウォンは現れない。時を同じくして、ジュニョンも消えた2人を捜し始める。
第11話
会長宅に検察の捜査が入ったことで、ヘウォンはその収拾に忙殺される。自分とは別の世界にいるヘウォンを、ただ見守るしかないことがもどかしくなったソンジェは、会長宅の近くまで行きヘウォンを呼び出す。その頃すでに、ヘウォンとソンジェの関係に気づき始めた周囲は、それぞれ物証を押さえるべく動き出す。会長宅を抜け出してソンジェのもとへ駆けつけたヘウォンに、尾行していたと思われる人物から1通のメールが届く。
第12話
今すぐソンジェと別れたら許すとジュニョンに言われたヘウォンだが、会長が逮捕されたことでそれどころではない。会長がヘウォンと一番に面会すると言いだしたことで、ハン理事長はヘウォンが相当額の裏金を管理していると疑う。そんな中でもヘウォンはソンジェを心配し、留学させようと計画する。一方のソンジェもヘウォンを汚い世界から救いだそうと行動に出る。ある日、ソンジェが家の1階の食堂に行くと、そこには疲れ果てたヘウォンがいた。
第13話
ヘウォンの事務所に突然現れたタミは、ソンジェとはもう会わないでほしいとヘウォンに迫る。会長は釈放されたが、その会長から小遣いという名の大金を渡され、ヘウォンは自分が切り捨てられようとしていることに気づく。友人のアトリエにソンジェを呼び出したヘウォンは、しばらくジュニョンと円満な夫婦を装い、反撃のチャンスを待つと宣言する。しかしソンジェは、そんな彼女を同情するような目で見つめる。
第14話
ヘウォン夫妻とソンジェを取材しようと、ヘウォンの家に集まる面々。ヘウォンと仲むつまじいふりをしようとするジュニョンと、その状況に困惑するヘウォンとソンジェ。集まった面々も、しらじらしい雰囲気に不安を隠せない。その一方で、会長の身代わりになることを拒否したヘウォンを破滅させようと、ヨンウの夫であるキム専務とハン理事長が動き始める。ヘウォンが行った不正の資料が集められ、汚職に関与しているとの噂が流される。
第15話
ヘウォンに対する包囲網が少しずつ狭まる中でも、ヘウォンとソンジェは逢瀬を重ね、堂々とふるまう。そんな中、とうとうヘウォンの家に強制捜査が入り、寝耳に水の事態にジュニョンは焦る。家宅捜索でも不正の証拠が挙がらなかったことで、焦ったハン理事長はジュニョンを使ってヘウォンを訴えようとする。ソンジェの家でつかの間の安らぎを得るヘウォンだったが、その場に警察を引き連れたジュニョンが乗り込んでくる。
第16話
ソンジェはヘウォンがキム専務と取り引きし、再び権力を持ったことに反発し、ヘウォンを信じられなくなってしまう。汚い世界にうんざりしたソンジェは、大学を辞めることになった友達と五重奏の演奏会を準備し、音楽を心から楽しむ。そして自らも退学を決意する。一方、ハン理事長が失脚し、自らが財団のトップに立つことになったヘウォンは、就任式の直前に大きな覚悟を胸に秘め、ソンジェの家を訪ねる。
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