ミセン-未生-

2014年の韓国でコンテンツパワー指数ランキングの2位に輝き、百想芸術大賞では男性最優秀演技賞、男性新人演技賞、演出賞の主要3部門をはじめ、名だたる賞を総なめ!最終話ではケーブルテレビ歴代視聴率第2位の10.3%を記録した話題作!


番組概要

韓国のサラリーマンのバイブルと称されたWEBコミック「ミセン~未生」。その世界観を見事に映像化し、スターたちもはまり、社会現象を生み出したヒューマンドラマが登場。ここに私たちの現実があると、あらゆる世代の共感を呼んだ2014年から15年、最大の話題作。

そして、この作品には欠かせなかった名優イ・ソンミン、カン・ソラ、ミュージカル俳優として高い評価を獲得するカン・ハヌル、本作で一気にブレイクしたピョン・ヨハン、そして名優ソン・ガンホから同世代までの俳優たちに絶賛を受けるZE:Aのイム・シワン・・・。俳優たちの演技の妙とスタッフのセンスがリアルな世界を生む!

韓国の会社を描いた本作だが、そこに登場するサラリーマンは十人十色。部下/上司、正社員/契約社員、キャリアウーマンなど、働く様々な立場の人の物語を描く。だからこそ、ここにはあなたが共感すべき人物が必ずいる。そして、各話ごとに出る、希望や喜び、悲哀に満ちた台詞、名シーンの数々に共感すること間違いなし!


幼い頃から棋士を目指していたチャン・グレ(イム・シワン)は、父の他界を機にその道をあきらめ、大学にも行けず、26歳になってもバイトにあけくれていた。しかし母の伝手で、大手総合商社にインターンとして入社。満足に会社員経験も学歴もないグレはコピーの取り方すらわからず、遅れをとっていたが、同期とチームを組んでのプレゼン発表で合格点を獲得。なんとか2年間の契約社員として入社し、営業3課に配属される。やがて囲碁で培った洞察力を生かして仕事でも微力ながらも課の役に立つようになり、次第に配属先の営業3課のオ課長(イ・ソンミン)やキム代理(キム・デミョン)に認められ、課にはチームワークが生まれつつあった。一方、グレの同期入社の紅一点、アン・ヨンイ(カン・ソラ)はインターンながらも大きな契約を取り付ける優秀な人材だったが、入社後配属された資源課では、男性上司から疎まれ、なかなかまともな仕事を与えられずにいた。


登場人物・キャスト

チャン・グレ役 イム・シワン(ZE:A)

営業3課。元天才棋士で社会経験ゼロの26歳。

囲碁のプロ棋士を目指し将来を有望されていたが、父の死をきっかけに断念。ツテで大手総合商社のインターンの機会を得る。満足な学歴も社会経験もなく、激しい競争社会の中で厳しい現実にぶつかる。


アン・ヨンイ役 カン・ソラ

資源2課。優秀で深慮深く、才色兼備。26歳。

同期入社のなかで唯一の女性。英語、ロシア語が堪能で、全てにおいて完璧な実力者。ただ入社後は、男社会の中で押さえつけられ、その才能を生かせず苦労する。


チャン・ベッキ役 カン・ハヌル

鉄鋼1課。完璧なスキルを持ち、エリートオーラ全開な26歳。

幼い頃から努力して現在の学歴やスキルを手に入れた、優等生。スペックゼロのグレが認められていくにつれ、次第に嫉妬を抱くように。


ハン・ソンニョル役 ピョン・ヨハン

繊維1課。現場主義。社内一の情報通で友好的。27歳。

ブルーカラーの父の背中を見て育ったため、工場や現場で働く人々を重視している。高い親和性を持ち、社内のことで知らないことはない。同期の中ではムードメーカー的存在。


オ・サンシク役 イ・ソンミン

営業3課の課長。部下思いでワーカーホリック。43歳。

ある出来事をきっかけにチェ専務と対立関係に。地味で面倒な仕事ばかりを押し付けられる営業3課に配属される。仕事に誇りを持ち、自身の信条は決して曲げない。家庭では頻繁に酔っぱらって帰ってくるものの、妻と3人の息子を愛する良き父親。


各話あらすじ

第1話

チャン・グレは幼いころから囲碁棋士を目指していたが、父の他界によりその道をあきらめ、26歳までバイトにあけくれていた。ある日、母の紹介でワン・インターナショナルのインターンになるも、会社員経験のないグレはお荷物に。そんなある日、会社の商品に異物混入の疑惑が持ち上がり、グレと同期は工場に派遣される。


第2話

派遣先で同僚からおいてけぼりを食らったグレ。その後、頼まれた業務のために一人会社に残って仕事をするが、上司から、仕事には共同作業が大切だと教えられる。そんなとき、共同作業が必要なプレゼンが持ち上がる。同僚たちは、なぜか知識もスキルもないグレにパートナーになろうと声をかけるのだが……。


第3話

グレは同僚のハン・ソンニュルとプレゼン発表のパートナーになることを決意。しかしソンニュルは見栄っ張りのナンパ男で、プレゼンの内容はほったらかし、言うのは文句ばかりだった。その状況を営業3課のオ課長は心配していた。その頃、3課では商品の輸出を巡ってのトラブルが発生し、キム代理が懲戒処分を受けることに。


第4話

個人プレゼンのテーマがそれぞれのパートナーに物を売ることに決まった。迎えたプレゼン当日。グレとソンニュルのチームは、ソンニュルが極度の緊張状態に陥り、うまく話すことができない。しかし、現場を大切にするソンニュルと、オフィスでのデスク業務も大切だと考えるグレの意見がうまく噛み合い、高い評価を受ける。


第5話

引継ぎ資料の中に大事な原本がないということで、資源部のチョン課長らと口論になったオ課長。一方、ヨンイは上司から女であることで理不尽に叱責され、トイレで涙を流していた。オ課長の同期の営業1課の次長、ソン・ジヨンはそんな彼女の涙に気づく。ワーキングマザーであるソン次長も仕事と家庭の両立に悩んでいた。


第6話

ウィルマートは、担当者に会うことすら難しい取引先だったが、オ課長の高校の同級生が担当者ということで会う機会を得る。取引はうまくいくと思ったオ課長だったが、なぜか担当者はオ課長を待たせたり、高級クラブで接待させたり…。一方、IT営業課のパク代理は、取引先からもなかなか在庫を確保してもらえないでいた。


第7話

オ課長は実現可能な中国の案件よりも、可能性の低いイランの案件に賭けたがっていた。一方、ヨンイは上司から温室効果ガスの排出権に関する案件の承認を得るよう指示される。承認には女性の財務部長の決定が必要だった。グレは、自分なら直訴するとアドバイスするが、同僚のベッキは何事にも順序があると反対するのだが…。


第8話

オ課長は部長からIT営業課が推し進める案件を担当するよう命じられる。成功すれば人材を補充してもらえるのだが、取引先との契約時に女性の夜の接待が必須だっため、気乗りしない。なんとか夜の接待をせずに契約できる方法を考えた営業3課の面々は、ムン社長を泥酔させて契約を取り付ける作戦を実行するのだが……。


第9話

営業3課に中東のエキスパートと言われるパク課長がやってきた。しかしパクは仕事と称してサウナに行くような問題人物。グレはパクにこき使われるが、従うことしかできなかった。しかし、グレの同期たちも同様で、ベッキは仕事を教えてもらえず、ソンニュルは仕事を押し付けられ、ヨンイはゴミ箱の掃除までやらされていた。


第10話

女性社員にセクハラまがいの言葉をかけるパク課長に対して、「お前とはもう働けない」と告げるオ課長。それでもパクはヨルダンの中古車輸出の案件を推し進めていた。しかし、パクの資料を見たオ課長は、取引先業者の利益が不自然なほど多いことに気づく。オ課長は、キム代理とグレを内部監査命じるのだが……。


第11話

パク課長は不祥事で解雇となり、オ課長の面倒を見て来たキム部長もオフィスを去ることに。不正を暴きだしたオ課長は次長へと昇進したが、社内のオ次長への視線は冷ややかだった。営業3課にはチョン・グァヌン課長がやってきた。オ次長やキム代理と親しいはずのチョン課長だが、余りにもよそよそしくグレを不安にさせる。


第12話

営業3課はパク課長が推し進めていた中古車輸出の案件をもう一度、軌道に乗せようと考えていた。しかし、解雇となった人の企画を再開することは、簡単ではなかった。内部調整の上、正式に打診すると、専務もこの企画に興味を示していることがわかり、3課の面々は、プレゼンの資料作りを最初からやり直すことに。


第13話

中古車案件のプレゼン発表には、予定外の社長まで顔を出す注目度だった。オ次長は、従来とは180度異なるやり方でプレゼンを開始。しかし、この方法が功を奏してプレゼンは成功。企画を進めるきっかけとなったグレも社長に褒められ一躍社内の注目の人物に。しかし、そんなグレを横目に、同期のベッキは焦りを感じていた。


第14話

グレは社長に評価された新人として注目され、欠員の出た部署の次長がグレを探りにもやって来た。正社員には年俸契約の季節が来たが、同期の中でひとり契約社員のグレは疎外感を感じていた。グレはオ次長に、「いつか正社員になれますよね?」と尋ねるが、なぜかオ次長は、グレに契約社員の厳しい現実をつきつけるのだ。


第15話

グレはどうやっても自分が契約社員から正社員になれないということをわかっていたが、新規企画を立てるなど奮闘していた。しかし、現実の厳しさを知っているオ次長はグレを無責任に励ますことができない。そんなとき、オ次長は、グレに10万ウォンで何かを仕入れ、それを今日中に街で売りさばいてくるという課題を与える。


第16話

グレの立てた企画は見事採用されるが、オ次長はなぜか悪い予感を持ち、安心できなかった。資源課では、アンの企画が通るも女性社員を快く思っていないマ部長により担当を降りるようにうながされる。ソンニュルの部署では上司が工場に無理をさせていた。ソンニュルはその無謀さを課長に訴えるが聞き入れてもらえない。


第17話

営業3課に専務から大きな仕事の話が来た。成功すれば莫大な利益になる事業だが、オ次長は、この話に裏があるのではないかと考えていた。そんな中、キム代理の同期たちは、仕事一筋で社内人事に不利な立ち回りをしているオ次長の悪口を言っていた。これを知ったキム代理は、同期の飲み会で言い争いをしてしまう……。


第18話

専務に太陽熱発電事業をやるか否かの返事をする日が来た。オ次長は、これを成功に導けば、グレを正社員にできるのかもという想いから事業を受けることに決める。しかし、事業を進めていくうちに不可解な事実が出てくる。グレは、オ次長が自分を正社員にするためにこの事業を推進しようとしていることに気づき……。


第19話

中国支社のソク代理に、太陽熱発電事業の疑惑について話してしまったグレ。オ次長は、グレのこの行動で営業3課が危機に陥るかもしれないことを告げる。案の定、ソク代理は、専務の疑惑を上司に報告。ほどなく、本部から監査が入り、チェ専務は、非上場企業へと異動に。3課も社内での信頼を失う。そして、オ次長は……。


第20話

オ次長は会社から去ってしまったが、営業3課はやっと落ち着きを取り戻した。2年間の契約社員として入社したグレには契約終了が近づいていた。同期のアンイたちは、グレが会社にとって必要な人材だということを社内に何とか知らしめ、正社員になれるよう奔走し、その熱意が本社の人事部にも伝わったと思ったが……。


放送情報

4月22日(土)放送開始!
毎週土曜あさ7時~無料放送中

※編成上、放送時間は変更となる場合がございます。ご了承のうえ、視聴と予約の際はご注意下さい。

通知を受け取る


(C) CJ E&M Corporation, all rights reserved.